シロアリの特徴と
白蟻予防工事における
近年の建築構造の弊害
-目次-
01. シロアリはなぜ白いの?02. 羽蟻はシロアリですか?
03. シロアリを守る蟻道(ぎどう)
04. シロアリのフェロモンとは
05. シロアリは、どうやって餌を見つけるのか
06. シロアリが一年で食べる量
07. ヒノキも含め、シロアリに食べられない木材はない
08. 床下がない家におけるシロアリの危険性
09. 「分厚いコンクリートだから大丈夫」という幻想
10. 玄関の白蟻予防ができない家が増加中
11. 基礎断熱というシロアリ予防における弊害
12. 新築の家がシロアリ被害に遭う確率
13. 10年間シロアリを心配しない家のために
シロアリはなぜ白いの?
シロアリが白い理由は、メラニン色素が無いからです。
メラニン色素とは、太陽などから発する紫外線を吸収してくれる色素で、太陽の光の障害から細胞を守ってくれています。
しかし、常に土の中や、蟻道などのトンネル、また、木の中を動き回りながら生活するシロアリには、このメラニン色素がありません。そのため、見た目が白いのです。
それでは、メラニン色素がないとどうなるのか?
太陽の光に長時間浴びると死んでしまいます。
「シロアリは光(大昔は「光」と言えば太陽の光だった)のある場所を嫌う」と言いますが、嫌いというレベルではなく致命的なのです。
そのため、室内を含め、シロアリが人間が活動する光のある空間に姿を現すことは滅多にありません。
逆に黒いアリは、なぜ同じく地中に巣があるのに黒いのか?
それは、餌が地上に存在し、常に太陽の光に晒されているからです。
地中にいて、餌も地中もしくは光の当たらない場所であれば太陽光から体を守る必要がないので、そういった虫たち(カブトムシなどの幼虫やミミズなど)は基本的にメラニン色素がありません。
余談ですが、人間にもメラニン色素があり、メラニン色素が多いほど肌の色が黒くなります。
しかし、人間以外の哺乳類は体毛に覆われているため、太陽の光に肌が直接露出することが少なく、人間にもっとも近い動物でもあるチンパンジーであっても肌は色素のないピンク色をしています。
羽蟻はシロアリですか?
「羽蟻は黒いけど、あれは全て黒アリなの?」
と言われると実はそうでもありません。
黒アリであっても、シロアリであっても、どちらも羽蟻は黒(もしくは褐色)です。
黒アリは蜂の仲間、白アリはゴキブリの仲間と言うのは最近ではよく知られているため、同じ仲間ではないというのはご存じの方も多いのではないでしょうか?
黒アリもシロアリも、巣を作るパートナーを見つけるたびに飛び立つのために、一部が羽を持ちます。
羽を持ったアリと呼ばれる昆虫。これが「羽蟻」です。
カエルの子供が全て「おたまじゃくし」と呼ばれるのと同じで、形態の見た目で呼び方が変わるだけです。
シロアリもこの時だけは、メラニン色素を生成して、外へと飛び立ちます。
1つの巣(コロニーと呼ばれます。)に約2%程度のシロアリが毎年春ごろに羽蟻として誕生し、4月~6月に一斉に飛び立ちます。
これを群飛(ぐんぴ)と言います。
例えば、ヤマトシロアリであれは、本州であれば5月初旬の雨が降り雨があった翌日の午前中と言われています。
ここまである程度決まった同じ時期に飛び立つのは、同じタイミングで一斉に飛びたないと他の巣の羽蟻と出会えないからです。
通常、シロアリを見ることになるのは、この4月~6月の羽蟻がほとんどため、この時期になるとシロアリ業者のコマーシャルや広告が増えます。
5月・6月は白蟻業界にとって大忙しの繁忙期なのです。
ケーキ屋さんのクリスマス商戦と同じです。
シロアリを守る
蟻道(ぎどう)
前述の通り、シロアリが光のある空間に出ることは死ぬことを意味する為、シロアリを屋内で見るという機会は、被害が大きくならない限り滅多にありません。
だからこそ、「白蟻は予防が大事」と言われるのです。
シロアリは、たとえ床下の光が届きにくい場所であったとしても、かならず自分たちの身を守るために蟻道というものを伸ばしながら木材(餌)へ入り木を食べます。
黒アリのように、「シロアリが1匹だけ床下をウロウロする」なんてことはありません。
必ずこの蟻道を作り、木材へと進んできます。
ですので、私たちが床下に入った際には、シロアリの被害だけでなく、この蟻道を探します。
この蟻道には、風や光から自分たちを守る以外にも利点があり、例えば、蟻道の一部が私たちに崩され、点検員が自分たちを見つけた時などの危険が迫った際に、兵蟻(へいぎ)と呼ばれる兵隊アリがこのトンネルの側面を頭でたたくことで、わずかな振動を起こすことで、他の白蟻たちに危険を伝達することが出来ます。
シロアリのフェロモンとは
シロアリには、目がありません。
視力が悪いのではなく、目がないのです。
写真などを見ると、目のようなものがありますが、これは目ではなくこういった模様です。
※ただし、羽蟻や王・女王などには目があります。
当たり前ですが、シロアリは人間のようにしゃべりません。
シロアリにとって口は、餌を食べるためのものであって、コミュニケーションをとるものではありません。
では、どのように意思疎通を行い、どのように餌を探し、どのように危険を伝えるのか?
まず、意思疎通ですが、シロアリはフェロモン(匂い)で行います。基本的には簡易的なもので、危険を知らせる警報フェロモンと、餌に仲間を呼ぶ誘因(集合)フェロモンが有名です。
警報フェロモンは、その名の通り、危険が迫ったときに発せられるものです。
誘因フェロモンは、餌場への誘導や、オス・メスが出会う群飛後、また、蟻道の先端を徐々に伸ばすときにも利用されます。
あるシロアリがフェロモンを出しながら蟻道の先まで土を運び排泄物で接着すると、その仲間が同じくフェロモンを残しながらやってきて同じ行動をし、またその次が...というように後から後からと続くことで、フェロモンはどんどん濃くなりトンネルが拡張されていきます。
そして、木材(餌)にたどり着くと、そこでもフェロモンが放出され、仲間が餌を食べにやってき、どんどんと木材を食べながら中に入っていきます。
シロアリは
どうやって餌を見つけるのか
それでは、シロアリは餌(木)をどうやって見つけるのか?
それは、ほぼ運です。
シロアリは縦横無尽に土の中を進み、障害にぶつかると一度それを齧り、餌でなければ吐き出し、その障害物に沿ってまた進みます。
余談ですが、餌でもない断熱材やケーブルなどが食べられる被害に遭う事があります。
これは、この餌と思われるものは一度齧り吐き出すという行為が最初の1匹だけでなく、フェロモンを辿りついて来ている次の白蟻が同じ行動を取り、それが繰り返されることで、被害に発展します。
(基礎に貼られた水色のものが断熱材)
話を戻しましょう。
ベタ基礎などに底面にぶつかると、まず基礎に沿って進み、クラック(隙間)や配管等の隙間から床下に入ってきます。
そのあとは、基礎の立ち上がりにぶつかると、次は上に上がれば木材(餌)に到着です。
木材に到達するとまずは、床下の家を支える木材を食べ始めます。
ただし、環境や白蟻の種類にもよりますが、白蟻は餌場となる木材と土の中の巣とを往復をするため、高いところまでは上がって来ず、高くとも1階の壁の中の木材から天井くらいが多いです。
2階まで被害が及びことは多くありませんが、屋根の雨漏りで木が柔らかくなっていたり、餌が多く必要なほど巣が大きくなっていたり、イエシロアリという種類だった場合などは、2階にまで被害が発生することあります。
シロアリが一年で食べる量
前述の通り、人海戦術で目印もなく縦横無尽に餌を探すシロアリにとっては、個体数が多ければ多いほど餌を見つけやすくなります。
そのため、成熟した巣の女王は1日に数十~百個以上もの卵を産みます。
(もちろん、種が弱く、生存確率が低いために産まれる数が多いという理由もあります。)
シロアリは冬眠しませんので、1日50個産むとして単純計算すると、365日×50個なので毎年18,250匹の白蟻が誕生する計算になります。
また、週類により1つの巣の個体数に違いがあり、ヤマトシロアリは約数万匹、イエシロアリにいたっては大きいもので100万匹以上にもなります。
また、本当かどうかは定かではありませんが、1匹のシロアリが1年で食べる木材は爪楊枝1本分と言われています。
これだけ聞くと大したことないように思いますが、もし、1つの巣に1万匹のシロアリがいる場合は、1年間で爪楊枝10000本分の木材が食べられます。
通常売られている爪楊枝の1パックが500本程度なので、20パック分の木材(の中身)が1年間に消失していく計算です。
極端に言えば、シロアリが木材にたどり着いてしまうと、毎年爪楊枝20パック分(10000本分)の木材が床下から消えるということがあり得るということになります。
もちろん、1つの巣の白蟻が一カ所のみから餌(木)を食べるわけではなく、複数の餌場を同時に加害するはずと考えると、実際は分散されるでしょうが、その反面、1軒の敷地内には複数のヤマトシロアリの巣があると言われているので、どちらにしても、まずは木材にたどり着くことがないように注意と予防が必要となります。
ヒノキも含め、シロアリに食べられない木材はない
昔から「檜(ひのき)神話」のようなものがあります。
「杉の木などではなく、高級な檜を使った家はシロアリに食べられない。だから、檜で建てた家は防蟻不要」
と。
結論から言えば、例外なく檜も食べられます。
シロアリは、檜よりも杉の木を好みます。また、杉の木よりも、松の木を好みます。
要するに、好みの違いなだけで、そこに檜しかなければ檜を食べます。
人間であっても、不味い食べ物があり、それしか食べるものが無ければ、生きるために食べるのと同じです。
日本で家づくりに使われている木材で、シロアリに絶対に食べられないと言えるものは存在しません。
食べられない木材は、防蟻薬剤処理を施した木材のみです。
床下がない家におけるシロアリの危険性
床下に、人が入る十分な高さがない構造の家や、そもそも床下がないという構造の家があります。
「床下から白蟻が入るのだから、床下を無くせば白蟻が入ってこない」
などという、おかど違いな建築会社の営業マンもいるほどです。
シロアリはコンクリートや様々な隙間から家の中(床下を含む)に侵入してきます。
建築時点で構造上必要なために出来ている隙間もあれば、コンクリート性質上(膨張・収縮の繰り替えし等)時が経つと発生する隙間、その他にも経年劣化による隙間の発生など、様々な隙間が発生します。
床下がある場合は、幸いにも木材までの距離が基礎の高さ分だけ確保されているため、家の中に入ってきても、木材にたどり着くまでに時間がかかります。
言い換えると、基礎(の高さ)があるために、基礎の表面を歩いて通らない限り、木材には辿り着けないのです。
そこで、シロアリの薬は、この通り道になる基礎と、その上にある木材(土台など)に散布します。
布基礎の場合は、土壌面に撒くことで土壌に薬剤層のバリアを作り出し、床下空間に入れないようにしてしまいます。
ベタ基礎の場合は、コンクリートで出来た物理的なバリアがありますが、隙間から入ってくるため、基礎面全体に散布します。
この処理を(現在のベタ基礎のようなコンクリート面であっても)「土壌処理」と言います。
木材面にも散布する理由は、万が一、この薬剤バリアやコンクリート面の薬剤散布エリアを超えて来た場合に、木材自体を食べられないようにする処理です。
これを「木部処理」と言います。
余談ですが、新築時の防蟻処理は、実際に食べられる木材を、食べられないように処理することがメインの目的です。
なぜなら、新築時には、壁の中にある柱などの木材がむき出しになっているため、効果的に木材自体に対し薬剤処理が出来るからです。
そのため、家が建った後は、木材に到達できないように処理することがメインの目的となります。
話を戻しましょう。
シロアリの薬剤は通常5年で効果が切れると言われています。
特に、近年多くを占めるベタ基礎であれば、散布面は土ではなくコンクリートです。
コンクリートはアルカリ性のため、耐アルカリ性が低い防蟻剤は散布後の時間経過で効果が大幅に薄れてしまいます。
(詳しくは白蟻予防薬剤アルトリセットを参照)
ですので、新築時にどれだけ効果的な処理をしても、5年(ましてや10年も)経てば薬剤の効果はほぼ無くなります。
そのため、予防効果を持続させるための再処理が5年目に必要となります。
しかし、残念なことに、床下がない家は、家が建ってしまった後は通常の予防処理が出来ないのです。
(ベイト工法という家の周りに毒餌を設置する方法がありますが、基本的に年間契約となり費用も高額となります。)
そして、万が一、シロアリが出て駆除が必要な場合を考えてみましょう。
通常は被害箇所を薬剤処理しますが、目に見えている被害箇所以外にも被害を及ぼしている箇所がある可能性も高いため、木材に到達する際に必ず通る場所でもある床下の基礎面に散布することで、それより上には白蟻が上がってこれないように処理をします。
しかし、床下がなければ、通常の駆除工事すら出来ません。
被害が見える箇所だけを部分的に処理するだけです。
通常、被害箇所に散布をしても、シロアリがいるのは見えていない壁の中だったりするので、本当に薬剤が確実に届いているかは非破壊では分かりません。
また、見えていない他の被害箇所の進行を止めることも、未処理部分への転移を防ぐこともできず、文字通り「いたちごっこ」になり、都度被害は進行します。
もちろん、床下がない家の処理方法(全面穿孔やベイト工法)もありますが、床下に散布するほど効果的ではなく、確実性は低くなります。
それにも関わらず、床下がないと処理が特殊のため、通常処理よりも費用が高額になったり、「処理はするが(止められないことを知っているので)保証はつけられない」という業者も増えます。
「分厚いコンクリートだから
大丈夫」という幻想
上記の床下のない家を建てるメーカーは「これだけ分厚いコンクリートだからシロアリなんて入って来れない」と考えているのでしょうが、ベタ基礎自体がすでにシロアリが貫通など出来ないほどの分厚いコンクリートなのです。
シロアリはコンクリートを食い破って貫通して床下に入る、そんな怪物のような生き物ではありません。
たとえ、たった2mmの暑さのコンクリートでもシロアリは貫通出来ないでしょう。
しかし、シロアリはコンクリートの時間の経過と共に起こる収縮と、常に地震が発生する日本という土地柄生じやすい小さな隙間から入ってくるのです。
例えば、シチュー皿のように形状(底と側面が一体化している)の基礎で、一つも穴が開いていないのであれば、基礎の外周に蟻道が出来ない限り、家にシロアリの侵入する可能性は極めて低いでしょう。
しかし、基礎はコンクリートを順番につなぎ合わせて作っています。
底面のコンクリートと立ち上がり(縦)のコンクリートが接合されており、この「打ち継ぎ(上下の接続箇所)」にコンクリートの収縮によるわずかな隙間が生じる場合があります。
(底面+立ち上がりのコンクリート)
それ以外にも、水抜き穴や、注意を怠れば基礎の外周からも蟻道を作って入ってきます。
玄関の白蟻予防が
できない家が増加中
近年、最も大事な玄関土間部分への薬剤注入処理が出来ない家が増えてきています。
被害が発生しやすい玄関スラブ(玄関タイルの下のコンクリート部分)には、通常、ドリルで穴を開けて、その下にある土壌に薬剤を注入する防蟻処理を行います。
処理しない理由は、そもそも建築基準法にも、この処理は定められていないので費用を抑えたいメーカーからすれば当たり前ですし、新築時に限っては玄関部分を処理せずとも多くのシロアリ業者がこの部分を含めた全体を保証しているので関係ないのでしょう。
実際、建築後すぐであればコンクリートの収縮も少ないため気にならないのですが、時間が経ち5年も経過する最初の築後処理の時期がやってくる頃には、徐々に隙間が生じることがあります。
隙間が生じることで、玄関框(げんかんかまち)までの通り道をシロアリは確保出来てしまい、框を内側から食べられてしまいます。
しかし、「コンクリートを分厚くするとシロアリは来ない」という考えなのか、ただ建築工法が少し変わっただけのかはわからないのですが、何にしてもこのタイル下のコンクリートがとても分厚く、ドリルが貫通出来ない家が増えています。
そのため、薬剤を注入すべき土壌部分に薬剤を注入できず、適切な土間部分の処理が出来ないのです。
基礎断熱という
シロアリ予防における弊害
玄関処理が出来ない家、床下の無い家。
このほかにも、断熱性能や保温性能が重視された近年増えているのが、基礎断熱の家です。
基礎の内側に断熱材を入れる「内基礎断熱」の場合、薬剤を基礎面に散布することできず、シロアリは基礎と断熱材の間を通ってそのまま木材に到達します。
シロアリが侵入しても、点検時には断熱材と基礎の間を通っているので分かりません。
駆除作業よりも、床下の狭い空間で断熱材を取り、更にそれを点検口の下まで持ってきて外に出すという作業が、とてつもなく大変です。
基礎の外側の「外基礎断熱」は更に深刻です。
基礎の外周に断熱があり、その上をモルタルなどで隠すのでシロアリの侵入時はまず誰も気付けません。
そして、被害が出ても、外周のモルタルを割って、断熱材をはがさないと処理できませんし、部分処理でなければ全て剥がす必要が出てきます。
完全にリフォーム工事です。
たとえ、予防のために床下に薬をいくら撒いても、シロアリはその外(外周)から入ってくるので、もちろん、無意味です。
「基礎断熱 白蟻被害」で検索すると大量の被害写真が見れます。
新築の家が
シロアリ被害に遭う確率
今でも「ベタ基礎だからシロアリは出ない」と語るハウスメーカーの営業マンは多いかと思います。
ベタ基礎が主流となり始めたのは、1995年(平成7年)に起きた阪神・淡路大震災にて、耐震面への重要性が高まったことが原因と言われています。
実際にそれから5年後の2000年以降に建った家は、ほとんどがベタ基礎です。
また、この震災で倒壊した住宅の80%がシロアリ・腐朽による被害を受けていたと発表されたのも衝撃的でした。
ここに、興味深い資料があります。
震災から約20年経った2013年に国土交通省の補助事業として「シロアリ被害実態調査報告書」というものが発表されました。
この国土交通省の報告書によると、グラフで築年数「5-9」はベタ基礎が主を占めるであろう2003年~2008年に建てられた家では、約5%の家でシロアリの被害が発生しているのです。
(赤:防蟻保証切れを含む未保証の物件|緑:防蟻保証中の物件)
10年間シロアリを心配しない家のために
どれだけ生活空間を快適にしても、その家を支える木材を食べられてしまっては意味がありません。
テコラであれば、通常の5年保証の2回分でもある10年間の保証が発行されます。
まずは、お客様のご自宅が施工可能なご物件かどうかも含め、一度床下点検(初回のみ費用無料)のご予約を取っていただくことをおすすめいたします。