東大阪市の白蟻リスクと白蟻予防・対策費用

株式会社テコラは、東大阪市において
10年保証付きシロアリ対策を行う白蟻予防工事専門業者です。

東大阪に生息する白蟻


昔から、東大阪市は
ヤマトシロアリと言う種が生息しているエリアでもあります。



大事な家の材木を食べてしまう害虫として有名な白蟻ですが、
よくお客様から「白蟻って(見たことがないけど)どこにいるの?」と聞かれます。

実は、白蟻は土のある場所であれば、どこにでも日本中どこにでも生息しています。

もちろん、家の敷地にある土だけでなく、舗装された道路のコンクリート下の土にもです。

3つの市が統合して生まれた「東大阪市」


東大阪は、
布施市(西側)、河内市(中央)、枚岡市(東側)の3市が合併して生まれた、
大阪府内において「大阪市」「堺市」に次いで、3番目に人口の多い都市です。


白蟻の特性を説明する上で
東大阪は、大きく2つにわけることができます。

恩智川以東の、生駒山の麓に位置する旧枚岡市エリア そして、
恩智川以西の、大阪市に近い西側の旧布施市エリアと市の中央に位置する旧河内市エリアです。


布施市、河内市、枚岡市がそれぞれ占めていた領域
(参照:東大阪市 - Wikipediaより)

生駒山の麓に位置する東側の白蟻リスク(旧枚岡市)


「森の掃除屋」の異名を持つことからわかるように、
本来、白蟻は木々の多い森や林に多く生息しています。

白蟻が土の中で移動することで、植物は根から酸素を取り入れることが出来、
また、自然界におけるゴミでもある枯れ木や倒木などを白蟻が消化・分解します。


自然界において「白蟻がいない森は枯れる」とまで言われるほど、
白蟻は自然界で重要の役割を担っています。

わかり易く言い換えると、
麓を含む山地や森林は、
白蟻のホームグラウンド
なのです。



そのため、このような山麓や丘を宅地造成して作られたエリアは、
白蟻が昔から多く生息している場所に、
白蟻の餌でもある「死んだ木(=木材)」で家を建てているのですから、
何もしていなければ白蟻の被害が発生することは、当然と言えば当然なのです。

西側および中央エリアの白蟻リスク(旧布施市・旧河内市)


白蟻は湿気を好むということは多くの方がご存じかと思います。

実は、東大阪の西側および中央エリアの歴史を紐解いていくと、
白蟻の好む土壌を持つエリアだということが見えてきます。

縄文時代前期までは、このエリアは河内湖という湖でした。


(参照:治水のあゆみ/大阪府(おおさかふ)ホームページより)

その後、江戸時代まで、湖の名残を持つ大きな池(深野池と新開池)に流れ込む
大和川
(および久宝寺川・玉櫛川・菱江川・吉田川など)により、
大雨の度に堤防が決壊し、大きな被害をもたらす水害に悩まされていました。


江戸時代の大阪
(参照:大和川付替え - Wikipediaより)

そこで、当時、奈良方面から現在の柏原市へと流れ込み、
そこから北上して流れる大和川(久宝寺川や玉櫛川)を90度転換し
そのまま、西の堺から大阪湾(海)へと流す大工事「大和川付替工事」が1704年に行われます。

この工事により、北上する大和川が、西へと向きを変えたことで、
このエリアに流れ込んでいた久宝寺川や玉櫛川、そして、池の水位が減少し、一帯に広大な敷地が生まれました。


(参照:大和川分水築留掛かり/大阪府(おおさかふ)ホームページより)

そして、この旧大和川が流れていたエリアでは、大規模な新田開拓が行われました。



その後、大正に入ると、
大阪電気軌道(現在の近鉄)が、1914年に当時の小阪村に鉄道を通したことを皮切りに、
生駒トンネルの開通や、様々な鉄道会社の買収なども行い、
1944年に、近畿日本鉄道(近鉄)となり、
大阪市のベッドタウンとして近鉄大阪線・奈良線沿線の宅地造成などの開発を行います。

このような経緯もあり、
1935年から1970年までの30余年で
人口が3倍以上膨れ上がっています。


1935年から2000年までの東大阪市の人口推移

特に戦後の景気回復の象徴のように、
1955年からたった15年で人口が倍になっているのです。

この人口増加と共に急増した住宅建築
その多くが、もともと、池や沼、そして、水田だった湿気の多い場所に
「(白蟻の多い)山の土」を使って埋め立てることで宅地造成が行われました。

- 東大阪市市役所周辺 -

2024年 現在(GoogleEarth)

1948年(昭和23年)の同エリア
(参照:国土交通省 地図・空中写真閲覧サービスより)

このように、東大阪は白蟻の好む湿気の多い土壌と、
白蟻の多く生息する山の土という両方を兼ね備えていることに加え、
前述の通り密集した場所に建てられているため、湿気もこもりやすく、
結果として、乾燥を嫌い、湿気を好む白蟻にとっては、
まさに絶好の好環境と言えのではないでしょうか?

ヤマトシロアリによる被害


最初にお伝えしました通り、
東大阪に昔から生息しているのがヤマトシロアリと言われる白蟻です。

被害の進行が遅い分、知らぬうちに被害箇所が拡大してしまうことに加え、
複数の巣(コロニー)から同時に加害される可能性もあるため、
住宅においては、注意が必要な白蟻がこのヤマトシロアリです。



また、目に見えない木材内での空洞化を引き起こすことにより、
地震の多いこの日本において、
大きな揺れがあった際に、初めて
白蟻の食害による影響が表面化(家屋の倒壊)してしまう怖さもあります。
これは、「骨粗鬆症と似ている被害」とも揶揄される場合がある程です。

白蟻の被害が目に入る箇所まで広がった時には、
既に木材の中がスカスカになっている。

これが、白蟻被害の特徴とも言えます。 また、庭や敷地内の木製の杭などが餌場となっている場合もよく見受けられます。

東大阪の白蟻被害と
新築時の防蟻処理の必要性


下記グラフは、弊社を含む複数の防蟻保証を発行している会社が調べた
大阪府下の市区別の防蟻申込件数の比率調査の結果です。


約40近くの市区郡(大阪市のみ区分け)がある大阪府ですので、
全体を100%とし、40市区で割ると平均値は2.5%となります。

東大阪だけで府内の11%(平均の4倍近く)を占め、
2位が東大阪とほぼ同じ環境を持つ隣の八尾市と続きます。

(第3位は堺市ですが、堺市の人口は約80万と東大阪市の1.6倍ですので、
この上位2市でどれだけ多いかが分かっていただけるのではないでしょうか?)

このように、白蟻のいる土の上に建てられた木造住宅が多い東大阪では、
2000年以降に建築された戸建ての多くには、
新築時の「防蟻処理」が行われているかと思います。

「建築時に処理しているのは、法律で定められているからでしょ?」
と、考えている方も多いかもしれません。

しかし、実は建築基準法では、
必要に応じて防蟻措置を講じなければならない」とあり必須ではないため、
建築会社が「白蟻は出ない」と考えるのであれば、
わざわざ防蟻処理をしなくても良いのです。

プロである建築会社が「このエリアは白蟻が出る可能性がある」と考えているからこそ、
白蟻予防を新築時に実施しているのです。


きっと、住宅購入時に渡される「建築書類一式」に、
下図のような「しろあり防除保証書」が入っているかと思いますので、
下図のような一度確認してみてください。

家族を守るために出来ること


一般的な新築時の防蟻処理では、5年の薬効が切れてしまい、
その後は、白蟻の侵入に対しては「無防備」となってしまいます。

よって、知らぬ間に白蟻は進入し、
知らぬ間に被害が拡大していきます。

地震大国でもあるこの日本では、
「耐震性」が家と家族を守るためにも重要視されています。

しかし
もし、家を支える木材が白蟻に食べられてしまえば
「耐震等級」など全く無意味です。

だからこそ、私たちテコラでは
新築時の防蟻処理の薬剤効果が切れてしまった戸建住宅にお住いの方々には、
大切な家族を守るためにも、白蟻予防(家を守る対策)を強くお勧めしております。


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テコラの白蟻対策
選ばれる特徴 10選

-その1-
床下点検と白蟻予防工事を
同日に可能

テコラ同日・別日
どちらも対応可能
一般的な
白蟻会社
×点検と工事は別部署のため
点検後、工事は再度日程調整が必要
ネット仲介
格安業者
×点検と工事は別部署のため
点検後、工事は再度日程調整が必要
実際に工事を行う防除士が点検を行うため、点検・説明後にご納得いただき、予防工事をご希望のお客様には、そのまま工事も可能。
お客様の貴重なお休みを無駄にしない体制を整えております。
また、当社としても再訪問の必要がなくなるため浮いた費用(人件費や交通費)は、お客様に還元しております。
詳しくは、お客様の声から生まれた点検同日工事をご参照ください。
 

-その2-
コンクリートに強い
耐アルカリ性の性質を持つ
認定薬剤を使用

テコラ耐アルカリ性を持つ
認定薬剤
一般的な
白蟻会社
通常の認定薬剤
ネット仲介
格安業者
×不明
床下のコンクリートは強アルカリのため、耐アルカリ性の性質を持たない通常の薬剤の場合、
コンクリート表面に散布した薬剤効果が 実際の保証期間よりも早く消失してしまう可能性があります
どれだけ効果の高い薬剤であっても、効果がなくなってしまえば同じ。
そのため、テコラでは、耐アルカリ性の性質を持つベタ基礎に強い薬剤を使用致します。
詳しくは、白蟻予防薬剤アルトリセット200SCの特徴をご参照ください。
 

-その3-
ベタ基礎の床下でも油断しない
徹底処理


テコラ自社の防除士が
責任をもって予防工事
一般的な
白蟻会社
自社の防除士が
責任をもって予防工事
ネット仲介
格安業者
協力業者・下請け任せ
公益社団法人日本しろあり対策協会の標準施工方法に準じた施工を行うのは当たり前。
ベタ基礎(コンクリートで囲われている床下)における白蟻の侵入箇所となり得る脆弱な箇所を点検時に全てチェック。
床下確認後、床下状況だけでなく、どのように処理するのかをわかり易くご説明致します。
詳しくは、床下での薬剤散布をご参照ください。
 

-その4-
ベタ基礎で被害が発生しやすい
土間下の土壌への薬剤注入処理


テコラ標準処理として含まれる
一般的な
白蟻会社
標準処理として含まれる
ネット仲介
格安業者
×別途費用が発生
実は、新築時に未処理となっていることが多く、特に玄関周りは(床下以上に)ベタ基礎で白蟻被害が発生しやすい箇所だということを多くのお客様が知らないのが事実。
にもかかわらず、格安工事会社では別料金となるため、お客様も費用が上がることを避け、処理しないことも。(最悪の場合、説明すらない場合もあります。)
もちろん、テコラでは玄関やシューズクローク下への薬剤注入処理を標準処理として行います。
詳しくは、玄関・土間収納の薬剤注入をご参照ください。
 

-その5-
玄関ポーチ側からの侵入に備えた
ダブルでの白蟻対策

テコラサービス処理として実施
一般的な
白蟻会社
×別途費用が発生
ネット仲介
格安業者
×別途費用が発生
通常、他社では「建物の外」となるため、処理を行わない玄関ポーチ。
しかし、玄関における白蟻被害は、その多くが玄関ポーチ側からの侵入によるもの。
だからこそ、徹底予防を行うテコラではポーチ側からの建物への侵入を防ぐ対策(玄関と同様に薬剤を注入する処理)を予防工事をされたお客様への無料サービス処理として行っています。(ただし、外部のため雨天時を除く)
詳しくは、玄関ポーチの薬剤注入をご参照ください。
 

-その6-
住宅の長寿命化に合わせた
長期10年保証

テコラ10年保証
一般的な
白蟻会社
5年保証
ネット仲介
格安業者
5年保証
年々長寿命化している現代の戸建て住宅。
2013年に公開された国土交通省の期待耐用年数に関する資料によると、「フラット35基準程度」で50~60年、「劣化対策等級3」で75~90年、「長期優良住宅認定」の建物であれば100年を超える耐用年数とまで記載されています。

耐用年数30年ほどと言われていた昭和・平成初期の戸建て住宅と違い、住宅性能が格段に向上し、耐用年数も倍以上に長くなっていることを鑑み、これまで白蟻対策は「5年に一度」が当たり前だったこの業界ですが、(近年の住宅に対し)テコラでは業界の風習に縛られず、大手住宅メーカー同様「10年に一度」で済む白蟻予防工事を皆様にご提供しています。
詳しくは、しろあり防除保証10年分をテコラが発行する理由をご参照ください。
 

-その7-
床下点検では
状況を忖度なくご説明

テコラ気になる点があれば
全てご報告
一般的な
白蟻会社
白蟻についてのみ状況説明
※ハウスメーカー指定業者の場合
ネット仲介
格安業者
気になる点があれば
全てご報告
ハウスメーカーの指定業者の点検では教えてもらえない(お伝え出来ない)本当の床下状況も、第三者だからこそ忖度なく全てをお伝えします。
「これから長く住む家。まだ、建てて5年目(もしくは10年目)だからこそ、建築会社に言えば無料で直してもらえる」ことも多々あります。
テコラでは、断熱材剥がれ・落下、カビの発生、水漏れ、床下に放置された廃材などなど、実情をそのまま撮影し、お客様へご説明致します。
 

-その8-
建物内・床下以外においても
注意すべき箇所があれば注意喚起

テコラ建物外部の注意点も考慮に入れての点検・ご説明
一般的な
白蟻会社
点検作業は流れ作業の為
床下のみ確認
ネット仲介
格安業者
点検作業は流れ作業の為
床下のみ確認
点検には、実際に工事を行える防除士がお伺いするため、建物内部(床下など)だけでなく、敷地内のおける注意点やお客様で出来る対処方法等、専門家が白蟻の習性・特性から見た注意点をお伝え致します。
(建物の外周確認が出来ない場合は除く)
詳しくは、床下点検(当日の流れ)をご参照ください。
 

-その9-
床下点検と白蟻予防工事には
原則、同じ防除士がお伺い

テコラ点検と工事を
同じ防除士が担当
一般的な
白蟻会社
点検(営業)と工事(職人)は
別部署からそれぞれ訪問
ネット仲介
格安業者
×どの業者が来るか
運次第
「工事の時は、点検の時とはまた違う人が来る」
お客様によっては不安を覚える方もおられるのではないでしょうか?
また、「聞いた」「聞いていない」の食い違いをなくすため、テコラでは、実際の予防工事が点検と別日であっても、原則、点検をした担当者が責任を持って工事を行う体制をとっております。(担当者が休日の場合を除く)
 

-その10-
床下の木に発生するカビ予防

テコラ白蟻予防工事と同時に
防カビ処理を無料で実施
一般的な
白蟻会社
×無し
もしくは別料金
ネット仲介
格安業者
×無し
コンクリート(水・砂利・セメント)を大量に使用するベタ基礎では、建築後にコンクリートに含まれる大量の水分が水蒸気として時間をかけて蒸発していくため、築5年目に床下カビが発生していることがほとんど。
家とそこに住む人の健康を考えるテコラだからこそ、カビの増殖を抑える防カビ処理を、2022年以降すべての白蟻予防工事と同時に無料で提供。
家を支える木材の劣化を最小限に抑えています。
詳しくは、防カビの重要性と費用(シロアリ予防と同時に防カビ処理を行う理由)をご参照ください。
 

-その1-
床下点検と白蟻予防工事を
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